駆動部分のチェック箇所
※画面の小さな端末でこのページをご覧の場合は、写真の左右が上下に表示される場合があります。自転車をこいでいるときにガチガチ音が鳴ったり、ペダルを踏み込むと踏み外したような滑る違和感がある場合に疑っていただきたい場所を紹介します。
不良箇所がいろいろ混ざっている場合やハンガーワンなど外から見えない部分が悪くなっている場合などもあるので、直接自転車をチェックしてみないと原因がこれと断定することは難しいですが、外から目視などでわかる部分のチェック箇所をここでは紹介します。
ご来店時の修理の目安にしてください。
チェーンのチェック箇所
チェーンにはペダリングの力をクランクの回転により駆動力を後輪に伝える働きがあるため強い負荷がかかり、自転車の走行距離が長くなることでチェーンに伸びが生じ、車輪やクランクのギヤとチェーンとかみ合わなくなります。チェーンの伸びが感じられる症状としては、一般車などのシングルギヤタイプではチェーンが外れやすくなります。
スポーツ車のように外装変速タイプでは力を入れてこいだときなどに滑るような感じがになったり、ガチガチ音が鳴ったりします。
一般的には、2,000〜4,000kmがチェーン交換の目安になるようです。
スポーツ車のような外装変速タイプは、ある程度の伸びまではリヤディレーラーのテンションによりチェーンの伸び分のたるみが吸収されますが、一般車などのシングルギヤの場合は、チェーン引き金具などにより車輪を後ろ側に引っ張ることでたるみを吸収するようになっています。
一般車(ママチャリ)などのシングルタイプで、よく外れたチェーンを指でつまみギヤに引っ掛けるだけで直ったといって乗っている方を見かけますが、指でつまんですぐに引っ掛けられるほどチェーンが伸びているということは、またすぐに外れるということで直ってはいません。
その場しのぎで乗ることで交換が必要ないチェーンまで割れて替えなければいけなくなる場合もありますので、違和感が合う場合は早めの修理をおすすめします。
下に写真でチェーンの伸びた様子を紹介します。


チェーンチェッカーでの伸び確認の様子
チェーンの伸びがひどくなると、チェーンのコマの間隔が長くなります。左写真の新しいチェーンではチェーンチェッカーがはまらないのに、右写真のように伸びてしまったチェーンではコマの間隔が長くなるため同じチェーンチェッカーがはまるようになります。
よく伸びたチェーンを切ればよいという方もいるようですが、トータルの長さが短くなってもひとコマごとの伸びは変わらないためギヤ(チェーンリングやスプロケット)の刃先の間隔とチェーンがかみ合いません。
調整できないぐらい伸びたチェーンは、交換が必要になります。
下に写真で紹介します。
※チェーンチェッカーなどが必要な場合は取り寄せもできます。



ひどくなって目視でもわかるチェーンの伸びの様子
写真左が新しいギヤとチェーンのかみ合った様子、右の2つはギヤが減っているのあると思いますがチェーンが伸びすぎてかみ合わなくなっている様子です。かみ合っていないのを無理やりこぐことで違和感や音が鳴ったりします。
チェーン交換により快適になりますのでひどくなる前に違和感があったら交換してください。
※スポーツ車のような外装多段式スプロケットなどのタイプは、チェーン交換した後にギヤが歯すべりを起こす感じが出てスプロケットも交換が必要になる場合があります。
当店取り扱いチェーンは
ギヤ部分のチェック箇所
クランクや後輪についているギヤ(スプロケット)なども走行距離が長くなることにより刃先が削れて、チェーンのかかりが悪くなり交換が必要になります。
スプロケット
左の写真は新しいスプロケットの写真です。多段式のギヤなどは特によく使うギヤだけが先が削れて尖ることで、ギヤにチェーンがしっかりかからずトルクがかかったときに滑る感じがしたり変速しにくくなることがあります。
ペダルを踏み込んだときに違和感があったり、目視でもわかるほど先の削れが確認できるようなら写真のようなタイプは交換が可能です。
※ギヤの歯車の先の形は、変速しやすくするために最初から形が違ったりしますので目視で削れを見る場合は注意してください。
当店取り扱いスプロケットは

くるくるサイクル
TEL 070-4491-7368
営業時間 10時〜19時
定休日 火曜日
当店の価格表示は
税込み表示になっています。
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